湯谷陽子

関西方面のお散歩風景をお届け

家はゆっくりする所。

我が家の三人の息子は

それぞれ不登校を経験したのですが

児童相談所等で行われている不登校

相談に行くと相談員から

「学校に行かないのだったら

家で時間割りを作れば良い。」

「家事手伝いをさせて

家に居ても、落ち着かない

学校に行ってたほうがよほど

ましだ。と思わせるほど

たくさん用事をさせて下さい」

つまりは家庭も学校と同じように

過ごさせておく。ってこと。

これ、不登校あるあるなんですよ。

こんな感じで言われてるの私だけで

なくて

不登校経験されてる方なら少なからず

ある話なんです。

家庭も学校と同じようにしないと

いけないのか?

こんな風になやむ親は今も沢山居ます。

でもね。

家庭は家は、やっぱり

くつろぐ所だと思うんです。

家に帰ってほっとして

ほころんでゆるんで。

家族同士許し合って。

 

そのための家庭で、家で

家族だと思うんです。

 

もしも今でも家庭も

学校と同じように過ごさないと

いけないのか?と悩まれてる方

 

そんなこと無いですよ🎵

 

家庭では家ではゆっくり

しましょう✨

 

泣いても怒っても

笑ってもくじけてても

なんでも良い。

 

少なくとも私はそう思います💓

お互いの気持ちがわかる瞬間ほど気持ちの良いものはない。

去年の10月に引っ越ししたのですが

新居の町会は当番やパトロール

やることが多くて負担に感じてました。

ネットで町会のことを検索すると

町会は任意活動で入、退会は自由

だということを知って

町会が任意活動って初めて知ったの 

だけどPTA といい、任意活動のものを

「義務化、みんながすること」に

なってるのが不思議だなあ。って

思いました。

 

家の町会の班長に町会退会を

申し出したいということを

伝えてみました。

 

町会を退会したいと言って

来た人は初めてだそうです。

(そりゃそうだろうな😓)

 

それからしばらくたって

近所の方が私に声をかけて

くれました。

近所の人「湯谷さん町会抜けるって

聞いたんだけど…」

私「はい🎵退会しようと

思ってます」

 

近所の人「ここは昔から住んでる

人多いし町会は抜けないほうが

良いと思いますよ。お互い様だしね」

私「町会に入ってないと近所付き合い

出来ないとか険悪になるっていうのが

わからないんです。抜けてもお互い様

という気持ちは変わりません」

と色々お互いの気持ちを言い合い

最後に言ってくれた近所の方の

言葉が良かった。

近所の人「活動に出なくても

そのまま居てくれたら良いですよ。

当番に出なくても私達は気にしません

そのままで居て下さい」

私はなんて親切なんやろ!

居るだけでええなんて最高やん!!

って思いました。

改めて気持ちを伝える大切さを

痛感しました。

 

伝えてみることで険悪になる

かも知れないのだけど

お互いの気持ちがわかる瞬間ほど

気持ちの良いものはないなあ。って

思いました。

 

 

学校は行っても行かなくても。

我が家には三人の息子が居て

それぞれ不登校を経験しました。

現在、学校に関する意識が変化

してきて多様な学びを子供自らが 

選んで行く人も増えています。

その中でもまだまだ不登校については

ネガティブなイメージが強く

悩んだり苦しんだりする人も多く

存在します。

私は少しでも悩んだりする人が

笑顔で過ごせるようにブログを書く

ことでお手伝い出来たら良いな。と

思ってます。

 

私も初めは学校に行かなくて

大丈夫なのか?とっても心配でした。

母親としてちゃんと子供を育て

いない。母親失格。と責められる

ことも多々ありました。

 

そんな中、子供は家庭で育って

良い。と言って下さる方がいて

その人をキッカケに私の不登校

対する意識は変わっていきました。

子供は居てくれるだけで良い。

学校には行っても良いし行かなくても

良い。

家に居たければ居れば良いし

家以外の場所が良ければそこに

居れば良い。

 

子供が現在(いま)ここに存在する

こと。

私が帰ったら「お帰り」と言って

くれること。

ごはんを食べてくれること。

 

子供達のお陰でお母さんで

いられること。

 

学校に行っても行かなくても

子供の存在がとても愛しく

ありがたいです。
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世界自閉症啓発デーに寄せて。

我が家の長男は自閉症なのですが

私は自閉症がどんな障害なのか?

とっても知りたいと思ってました。

 

 

私が主に知りたかったのは

急に走り出したり、道路に飛びだそう

としたり衝動性のある行動や

名前を呼んでも振り向かない、お母さん。

と呼ばないこと等、行動面が

気がかりでした。

 

自閉症について詳しく知れたのは

「光りとともに…」というドラマ、漫画

自閉症の当事者のニキリンコさん

の本「自閉症っ子こんな風にできてます」

です。

雨や、シャワーが針のように感じたり

感覚が過敏だったり音にも敏感なことが

知れました。

視界も狭かったり、私とは異なる

世界に息子は住んでいるんだ。

と思って、それからは自閉症

世界感が大好きになりました。

 

息子以外の自閉症の人の話を聞くのも

とっても楽しくて

もっと知りたい。もっと聞きたい。

と思ってます。

 

自閉症だから。と悩んだり悲しんだり

する人ばかりではないのです。
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